ストロベリーフィールド アンタレス【ストロベリーフィールド アンタレス】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第10003号 |
登録年月日 | 2002年 3月 15日 | |
農林水産植物の種類 | オドントグロッサム | |
登録品種の名称及びその読み | ストロベリーフィールド アンタレス よみ:ストロベリーフィールド アンタレス | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | 2005年 3月 16日 | |
品種登録者の名称 | 株式会社ニチレイ | |
品種登録者の住所 | 東京都中央区築地6丁目19番20号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 逆井肇 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「Ingera」×「Beaumont」の実生苗から選抜して育成されたものであり、花はセパル及びペタルは紫ピンクの地色に濃赤色の覆輪及び点斑が入り、リップは淡紫ピンクの地色に濃赤色の点斑及び濃赤紫色のぼかしが入る中型種である。株の大きさは中、草姿は斜上である。開花ぎ球茎の正面の形は卵形、平面の形は長楕円形、溝の有無は無、高さは61~80㎜、長径は41~50㎜である。葉の正面の形は広線形、横断面の形はⅢ型、向きは斜上、長さはやや長、幅はやや広、表面の色は暗緑、上位葉数は2枚、下位葉数は3枚である。花序の型は複総状、再開花性は無、長さ及び幅は中、花数はやや少、花茎の抽出方向は斜上、強さは中、花型は反転咲き、距の有無は無、花の横径及び縦径はやや大である。ドーサル・セパル正面の形は長楕円状披針形、先端の形は微突形、ねじれは無、長さは短、幅はやや狭、ラテラル・セパル正面の形は菱形、先端の形は鈍形、ねじれは有、長さはやや短、幅はやや狭、ペタル正面の形は広卵形、先端の形は突形、ねじれは無、周縁の波打ちは有、長さはやや短、幅は中である。リップ中央裂片の正面の形は長方形、側裂片の明確度は不明確、先端の形は銀杏形、長さはやや短、幅はやや狭である。花色はセパル及びペタルは紫ピンク(JHS カラーチャート9203)の地色に濃赤(同0409)の覆輪及び点斑が入り、リップは淡紫ピンク(同9202)の地色に濃赤(同0409)の点斑及び濃赤紫(同9509)のぼかしが入る。花の香りは無、開花期は不定期である。「ラブリー コアラ インバルジョン」と比較して、セパル及びペタルの斑の色が濃赤であること、リップに濃赤の点斑及び濃赤紫のぼかしが入ること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成5年に出願者が「Ingera」×「Beaumont」の実生苗を導入し、6年に出願者の温室(栃木県宇都宮市)において、開花株の中から選抜、以後、増殖を行いながらその特性の調査を継続し、10年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「ニチレイ1号 アンタレス」、出願公表時の名称は「ニチレイ ストロベリーフィールド アンタレス」であった。 |
「ストロベリーフィールド アンタレス」の例文・使い方・用例・文例
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