ストロベリールナ【ストロベリールナ】(草花類)
登録番号 | 第12633号 | |
登録年月日 | 2005年 1月 19日 | |
農林水産植物の種類 | ファレノプシス | |
登録品種の名称及びその読み | ストロベリールナ よみ:ストロベリールナ | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 有限会社鈴もと | |
品種登録者の住所 | 静岡県榛原郡榛原町細江220番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | ヤン ユ リン | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「Hos Little Caroline」に「Carmelas Pixie」を交配して育成されたものであり、花はセパル及びペタルは鮮赤味紫色で基部が紫白色、リップ中央裂片は濃赤味紫の単色、部分抱え平咲きの小型種である。株の大きさはやや小、草姿は横性である。葉の正面の形は倒披針形、先端の形は微突形、横断面の形はⅡ型、向きは水平、ねじれは無、幅は51~75㎜、長さは10.1~20㎝、表面の色は暗黄緑である。花序の型は総状、花数は11~15、花型は部分抱え平、花の横径は5.1~7.5㎝、縦径は3.1~5.0㎝である。ドーサル・セパルの正面の形は楕円形、先端の形は円形、周縁の波打ちは無、ラテラル・セパルの正面の形は長楕円状披針形、先端の形は鈍形、周縁の波打ちは無である。ペタルの正面の形は半円形、先端の形は円形、周縁の波打ちは無である。リップ中央裂片の正面の形はⅤ型、ヒゲの有無は有、横断面の形はⅢ型である。花色はセパル及びペダルは鮮赤味紫(JHS カラーチャート8906)で基部が紫白(同8901)、リップの中央裂片は濃赤味紫(同8907)の単色、側裂片の巻込みはⅠ型、側裂片は鮮赤味紫(同8906)に紫白(同8901)の点が縞状に入る。花の香りは無、開花期は春である。「Camelas Pixie」×Dtps.「King Shiangs Beauty」と比較して、リップのひげが有ること、リップ側裂片の巻込みがⅠ型であること等で、「Taisuco Fireball」×Dtps.「Taisuco Pixie」と比較して、リップ中央裂片の色が濃赤味紫であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、1995年に育成者の温室(台湾)において、「Hos Little Caroline」に「Carmeas Pixie」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、2001年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は「ストロベリーラブ」であった。 |
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