ストライク・ゼータ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/06 00:11 UTC 版)
ムック『マスターピース ゼータ・ガンダム』に登場。型式番号:MSZ-006-3S。名称は宇宙世紀0088年上半期のアナハイム社株主向けの報告資料に記載されていた通称による。 『グリーンダイバーズ』の3号機がFXA-01K-VW2(ストライクユニット)に換装した大気圏内強襲用のテスト仕様で、各部にカラバの注文を反映したオプションパーツを装備する。ストライクユニットはFXA-01K ウェイブシューターユニットの発展型にあたる大型フライングアーマーであり、サブユニットにハイパーメガランチャーとミサイルベイ、ジェネレーター、スラスターを搭載。本体に大きな変更点はないがサイドアーマーに可動式ビームカノンを追加装備している。アナハイムがカラバへのゼータ売り込みのために貸し出した機体であり、前身のウェイブシューターや後発のZプラス系との共通点が多い。 サブユニットの複合サイクルエンジンにより低速からマッハ10の極超音速域での飛行が可能となっており、1つのエンジンで4つのエンジンの特性(ジェットエンジン、ラムジェット、スクラムジェット、ロケットエンジン)へと構造的に切り替えられるようになっている、MSZ-006-1(カミーユ機)で実証された高火力を大気圏内で運用することを目標としており、変形用サブユニットにメガランチャー級の火器を仕込んで多用途化させている。搭載可能な各種ミサイル、爆弾も合わせ総合的な破壊力は1号機以上とされ、航空力学に基づいた設計と高機動性、あらゆる目標を撃破可能な高火力を備えた「スーパーマルチロールMS」と呼べる機体とされる。
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