ステレオ音源での登場と、その経緯とは? わかりやすく解説

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ステレオ音源での登場と、その経緯

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 20:23 UTC 版)

マイルストーンズ (マイルス・デイヴィスのアルバム)」の記事における「ステレオ音源での登場と、その経緯」の解説

マイルストーンズ』は、当初モノラルリリースされその後、そのモノ音源から電子的にチャンネル分けされた疑似ステレオでもリリースされた。しかしCD時代になり、同ソフトの発売に於いてデジタルメリット活かし、それ用のマスター音源作成為にオリジナル・テープからデジタル・レコーダーへリミックス又はリマスターすることが一般的になったことから、それと同時に録音当時オリジナルテープ調査探し出し行われる様になった。これを受け、このアルバムもそれを行った処、先ずは1980年代半ば頃に、1958年3月4日録音最初の2曲が、3チャンネルのステレオ・マルチ録音にて、オリジナル・テープ発見され1988年米コロムビアから、その2曲のみステレオにて発売された(他の4曲は疑似ステレオ)。その後1990年代後半米コロムビア=CBS残っている、マイルスジョン・コルトレーン共演したセッションの全録音(別テイク含む)を集めたマイルスコルトレーンBOX」の発売企画するにあたり2人共演したセッションの中で、企画時に、1958年録音されセッションの内、前述以外のオリジナル・テープ全て行方不明だった為、新たに探し出した結果全て3トラックのステレオ・マルチ録音として発見された。これにより2001年、当アルバム全曲ステレオ・バージョン音源とした上で、更に別テイクによる追加収録3曲(収録曲の項を参照)を加えて発売される様になった。尚、「マイルストーンズ」では、ステレオ・バージョンでは、マイルス最後テーマ再現部で、一部ブロー引っかかるミスがあり、これが本来の未編集の状態で、初出時からのモノラル・バージョンでは、その部分を、前の同じ旋律部分再度挿入させて差し替え編集することで、修正している。こういう理由もあり、このアルバムは、ステレオ発売された後も、全曲発表当時のモノラル・ヴァージョンで再発売されるケースもある。

※この「ステレオ音源での登場と、その経緯」の解説は、「マイルストーンズ (マイルス・デイヴィスのアルバム)」の解説の一部です。
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