スタジオシップ時代(初期)
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「小池書院」の記事における「スタジオシップ時代(初期)」の解説
一(いち)プロというプロダクションを前身とする。その名の通り、小池の古巣のさいとうプロと同様の形態で、1人の原作者を中心に複数の作画家で構成されていた。そのメンバーは、小池一夫がさいとうプロを離脱した後、同様にさいとうプロを辞めた小山ゆう、叶精作、神田たけ志、神江里見、伊賀和洋ら7人の漫画家であり、小池が借りた借家で集団生活をしながら、小池が書いた原作に7人の漫画家が作画していた。ほとんどの場合は1つの作品に対してメインの漫画家が1人だったが、『徳川家康』のようにキャラごとに作画者を変えるという変則的な作品もある。 プロダクションとしてスタートしたスタジオシップは、小池作品を中心に出版も手がけるようになる。また、小池および小島剛夕原作の『子連れ狼』(萬屋錦之介主演)が1973年に日本テレビ系列にてテレビドラマ化された際、制作会社のユニオン映画と共に制作に参画している。
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スタジオシップ時代(後期)
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「小池書院」の記事における「スタジオシップ時代(後期)」の解説
オリオン出版解消後、出版業務は元のスタジオシップに戻して続行した。社内に小池一夫劇画村塾の事務局が置かれたのもこの時代である。劇画村塾出身者のデビュー雑誌として、『Comic劇画村塾』や『ヤングシュート』といった月刊雑誌を発行した。高橋留美子や板垣恵介、たなか亜希夫など、多くの村塾出身作家が紙面を飾った。 その他の雑誌に『コミックHAL』『コミック・コサージュ』などがある。 その後、小池原作の作品を中心にした「道草文庫」を創刊した。漫画作品は「亀」、著名人のエッセイや小説などは「鶴」のマークで分類されていた。
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