スカルコッタス
ギリシアの作曲家。12音技法やセリー音楽など、シェーンベルクの影響を強く受けた。1931年には、《ピアノ協奏曲》を作曲している。
アテネ音楽院で学んだ後、ベルリンに滞在してシェーンベルクやヴァイルに師事した。精神的に不安定なことが多かったスカルコッタスの作品の7割近くは、1930年代後半から第2次世界大戦の終戦までの約10年間の間に集中して作曲されている。ヴァイオリニストとしても活動し、《無伴奏ヴァイオリン・ソナタ》(1925)や弦楽四重奏のための作品も創作した。
スカルコッタス
ニコス・スカルコッタス
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