スィートエルフィン ミッシー【スィートエルフィン ミッシー】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第9099号 |
登録年月日 | 2001年 6月 26日 | |
農林水産植物の種類 | シンビジウム | |
登録品種の名称及びその読み | スィートエルフィン ミッシー よみ:スィートエルフィン ミッシー | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | 2002年 6月 27日 | |
品種登録者の名称 | 有限会社バイオ・ユー | |
品種登録者の住所 | 香川県善通寺市櫛梨町594番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 氏家正徳 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「モーニングムーン キャッツアイ」に「バレーフラワー ロマンシア」を交配して育成されたものであり、花はドーサル・セパルが濃紫ピンクの地色に穏紫ピンク色のぼかし及び穏赤紫色の条線が入り、ラテラル・セパルが濃紫ピンクの地色に紫ピンク色のぼかし及び穏赤紫色の条線が入り、ペタルが濃紫ピンクの地色に淡紫ピンク色のぼかしが入り、リップは長三角形で黄白の地色に浅緑黄色のぼかし及び赤紫色の覆輪が入る中型種である。草型の大きさは中、草姿は立型である。ぎ球茎の正面の形は卵形、横断面の形は扁円形、高さは61~100㎜、長径は51~70㎜である。葉の全体の形は線形、先端の形は鋭先形、頂点の角度は60~75度、先端の角度は90~120度、葉の長さは45~75㎝、幅は21~30㎜、葉色は緑、葉数は13~15枚である。一花茎の花数は21~30、花茎の太さは12~15㎜、長さは50~80㎝、色は淡緑である。咲き型は部分抱え・平咲き、花の横径及び縦径は61~80㎜、ドーサル・セパル正面の形は長楕円形、先端の形は鋭形、ラテラル・セパル正面の形は倒広卵形、先端の形は不等微突形、ペタル正面の形は長ひし形、先端の形は不等微突形である。リップ正面の形は長三角形、先端の形は微突形、周縁の反転は無、波打ちは小である。全体的な花色は赤系、花色はドーサル・セパルは濃紫ピンク(JHSカラーチャート9512)の地色に穏紫ピンク(同9511)のぼかし及び穏赤紫(同9513)の条線が入る、ラテラル・セパルは濃紫ピンク(同9512)の地色に紫ピンク(同9711)のぼかし及び穏赤紫(同9513)の条線が入る、ペタルは濃紫ピンク(同9512)の地色に淡紫ピンク(同9501)のぼかしが入る、リップは黄白(同2701)の地色に浅緑黄(同2703)のぼかし及び赤紫(同9508)の覆輪が入る。花の香りは無、開花期は冬である。「ジョイポリス ローマの休日」と比較して、ラテラル・セパルの正面の形が倒広卵形であること、ペタルのぼかしの色が淡紫ピンクであること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成4年に出願者の温室(香川県善通寺市)において、「モーニングムーン キャッツアイ」に「バレーフラワー ロマンシア」を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながらその特性調査を継続し、9年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお、出願時の名称は、「MU 200-2」であった。 |
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