ジョンソン宇宙センター
有人宇宙飛行プログラムにおける中心的役割を担う
ワシントンD. C.に本部をおくNASA(アメリカ航空宇宙局)は、全米に9つの宇宙センターをもっていますが、1963年にテキサス州ヒューストンに開設され、有人宇宙飛行に必要な技術を開発するほか、飛行中の管制・運用を行うなど、有人宇宙飛行プログラムにおける中心的役割を担っているジョンソン宇宙センターもその1つです。
1981年4月12日に打ち上げられた最初のスペースシャトル、コロンビア号の発射から着陸までの間、2人の飛行士とたえず連絡を取りあい、その飛行をコントロールしたのも、このジョンソン宇宙センターのコントロールセンターでした。
全敷地面積は約6.5km2で、1999年現在で約3,000人もの職員が勤務しています。この宇宙センターには、打ち上げのテレビ放送でおなじみの5つのディスプレイと数十の管制テーブルが4列に並べられているコントロールセンター、真空室などがある宇宙空間シミュレーション研究所、スペースシャトルの実物大のオービター訓練装置などがあるほか、サターンB1ロケットなどに使われたエンジンや、宇宙飛行士ゴードン・クーパー氏の乗ったマーキュリーのカプセル、アポロ17号宇宙船の実物、スペースシャトルに先立って飛行したスカイラブのモデルなどが展示されています。
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