ジュリエットピンクシャワー【ジュリエットピンクシャワー】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第11185号 |
登録年月日 | 2003年 3月 17日 | |
農林水産植物の種類 | ダイアンサス | |
登録品種の名称及びその読み | ジュリエットピンクシャワー よみ:ジュリエットピンクシャワー |
|
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | 2006年 3月 18日 | |
品種登録者の名称 | 北越農事株式会社 | |
品種登録者の住所 | 新潟県西蒲原郡巻町大字巻甲2517番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 若松敬子、田中輝美 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、出願者所有のヒメナデシコ×セキチクの育成系統にヒメナデシコを交配して育成されたものであり、花は鮮赤紫の地色に暗赤色の蛇の目が入る平咲で、かなり小輪の1花茎当たりの花数が中、花柄当たりの最多花数がやや少の鉢物及び花壇向きの品種である。草姿はほふく、開花時草丈は低、節数は少である。茎の長径はかなり細、茎の中央部の色は緑、ろう質の有無は無、立茎数はやや多、1茎の側芽及び側枝数は少、側枝の着生位置は主に下部、節間長はやや短、最長節間の位置は第3節以下である。葉全体の形は剣形、先端部の形はとがる、葉巻き程度は巻く、最大葉長は極短、葉幅は極狭、葉色は緑、ろう質は無である。花房形成の有無は無、つぼみの形は円柱形、大きさは小、花の重ねは一重、上から見た花形は星形、側面から見た花形は平咲、花径はかなり小、表面の地色は鮮赤紫(JHS カラーチャート9507)、複色模様色は暗赤(同0410)、裏面の花色は明赤紫(同9506)、色彩模様は蛇の目、花弁の波状程度は平、鋸歯の深さはかなり浅、数は極少、花弁の長さは短、幅は狭、数は極少、ほう葉の形はⅣ型、数は2枚、長さは短、がくの形は円柱形、がく筒の色は緑、がくの太さは細、長さは短、1花茎当たりの花数は中、花柄当たりの最多花数はやや少、花の香りは弱である。開花習性は一季咲き、早晩性はかなり晩生、がく割れの難易性は難である。「タツタナデシコ」及び「ヒメナデシコ」と比較して、花色が鮮赤紫の地色に暗赤色の蛇の目が入ること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成7年に出願者のほ場(新潟県新潟市)において、出願者所有のヒメナデシコ×セキチクの育成系統にヒメナデシコを交配し、その胚珠を培養した個体群の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、9年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
- ジュリエットピンクシャワーのページへのリンク