ジャパン女子オープンテニスとは? わかりやすく解説

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ジャパン女子オープンテニス

(ジャパン・ウィメンズ・オープン・テニス選手権 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/05 00:07 UTC 版)

ジャパンオープンテニスチャンピオンシップス(女子大会)
WTAツアー
開催地 日本
大阪市
会場 靱テニスセンター
サーフェス ハードコート
ドロー 32M/32Q/16D
賞金総額 US$250,000
公式サイト
jw-open.jp

木下グループ ジャパンオープン テニス チャンピオンシップス(Kinoshita Group Japan Open Tennis Championships)は、日本で開催されるテニスの国際大会。大阪靱テニスセンターを会場としてWTA 250が、東京有明コロシアム及び有明テニスの森公園を会場としてATP 500(旧楽天オープン)のトーナメントが行われる。

この記事では大阪で開催される女子WTA 250の大会について記述する。男子ATP 500の大会については、ジャパン・オープン・テニス選手権を参照。

2010年代後半は会場が東京や広島に移されていたが、2023年より木下グループが大会特別協賛となり、会場も再び大阪に移された[1]

概要

2009年WTAツアー再編に伴い、それまでのジャパン・オープン・テニス選手権の女子を分割する形で新設。それまでのジャパンオープン女子の部はITFサーキットシリーズに降格となり、ジャパン女子オープンテニスの前哨戦に位置づけられることになった。歴代優勝者などジャパンオープン女子の部の歴史も引き継がれる。

2014年までは大阪市西区の靱テニスセンター[2]で開催された。なお、大阪でのWTAツアーは1992年から1994年まで開催された「ワールド・レディース」(1994年のみ「アジア女子オープン」)以来15年ぶりとなった[3]

2013年までは日本ヒューレット・パッカードを冠スポンサーとして、「HP JAPAN WOMEN'S OPEN TENNIS」として開催されていた。

2015年より会場を東京都江東区有明テニスの森公園に移し、「ジャパン・テニス・ウイークス」の一環として開催することになった[4]。また大会名も「ジャパン女子オープン」から「ジャパンウイメンズオープン」に変更された。2016年橋本総業が冠スポンサーとなり「橋本総業ジャパンウイメンズオープン」として開催された。

2018年は有明テニスの森が2020年東京オリンピックに向けた改修工事中で、広島市安佐南区広島広域公園庭球場が会場となった。花キューピット株式会社が冠スポンサーとなり、ジャパンウイメンズオープンテニスチャピオンシップス(略称・花キューピットオープン)として開催された[5]2019年も広島広域公園庭球場を会場として開催された[6]

2020年から2022年新型コロナウイルスの影響により中止。

2023年は先述の通り、9年6大会ぶりに会場が大阪の靱テニスセンターに戻った。

歴代優勝者

シングルス

開催地 優勝者 準優勝者 決勝結果
大阪 2009 サマンサ・ストーサー フランチェスカ・スキアボーネ 7–5, 6–1
2010 タマリネ・タナスガーン クルム伊達公子 7–5, 6–7, 6–1
2011 マリオン・バルトリ サマンサ・ストーサー 6-3, 6-1
2012 ヘザー・ワトソン 張凱貞 7–5, 5–7, 7–6(4)
2013 サマンサ・ストーサー ウージニー・ブシャール 3-6, 7-5, 6-2
2014 サマンサ・ストーサー ザリナ・ディアス 7–6(7), 6–3
東京 2015 ヤニナ・ウィックマイヤー マグダ・リネッテ 4-6, 6–3, 6-3
2016 クリスティナ・マクヘール カテリナ・シニアコバ 3–6, 6–4, 6–4
2017 ザリナ・ディアス 加藤未唯 6–2, 7–5
広島 2018 謝淑薇 アマンダ・アニシモバ 6–2, 6–2
2019 日比野菜緒 土居美咲 6–3, 6–2
大阪 2023 アシュリン・クルーガー 朱琳 6–3, 7–6(8–6)
2024 スーザン・ラメンス キンバリー・ビレル 6–0, 6–4

ダブルス

開催地 優勝者 準優勝者 決勝結果
大阪 2009 荘佳容
リサ・レイモンド
シャネル・シェパーズ
アビゲイル・スピアーズ
6–2, 6–4
2010 張凱貞
リリア・オスターロー
青山修子
藤原里華
6–0, 6–3
2011 クルム伊達公子
張帥
バニア・キング
ヤロスラワ・シュウェドワ
7-5, 3-6, [11-9]
2012 ラケル・コップス=ジョーンズ
アビゲイル・スピアーズ
クルム伊達公子
ヘザー・ワトソン
6–1, 6–4
2013 クリスティナ・ムラデノビッチ
フラビア・ペンネッタ
サマンサ・ストーサー
張帥
6-4, 6-3
2014 青山修子
レナタ・ボラコバ
ララ・アルアバレナ
タチヤナ・マリア
6–1, 6–2
東京 2015 詹詠然
詹皓晴
土居美咲
奈良くるみ
6–1, 6–2
2016 青山修子
二宮真琴
ジョセリン・レイ
アナ・スミス
6–3, 6–3
2017 青山修子
楊釗煊
モニク・アダムチャック
ストーム・サンダース
6–0, 2–6, [10–5]
広島 2018 穂積絵莉
張帥
加藤未唯
二宮真琴
6–2, 6–4
2019 土居美咲
日比野菜緒
クリスティナ・マクヘール
バレリア・サビンキ
3–6, 6–4, [10–4]
大阪 2023 アナレナ・フリーツァム
ナディア・キチェノク
アンナ・カリンスカヤ
ユリア・プティンツェワ
7–6(7–3), 6–3
2024 柴原瑛菜
ラウラ・ジーゲムント
クリスティーナ・ブクサ
モニカ・ニクレスク
3–6, 6–2, [10–2]

テレビ中継

本大会は2010年まで毎日放送の製作により、地上波では大阪府ローカルで決勝戦のみを当日に、また衛星放送ではいずれも後日の時差放送でGAORAで準決勝以後をノーカットで、BS-TBSで決勝戦のみを、いずれも録画中継で放送していた。2011年WOWOWが独占生中継した。

2013年は、後援に読売新聞社が加わることになったため、日テレG+でシングルス準決勝2試合と決勝を録画放送。また、大阪ローカルで讀賣テレビ放送から決勝戦を当日録画で放送された。

2017年は、WOWOWDAZNが本戦1回戦から決勝戦までを生中継している。

脚注

  1. ^ 2023年大会より、大阪・ITC靱テニスセンターに会場を移して開催いたします!”. 木下グループ (2023年6月2日). 2023年12月14日閲覧。
  2. ^ 2011年大会においては雨天の為試合順延があったことから一部のゲームを急遽、屋根付きのコートがある江坂テニスセンター(大阪府吹田市)に変更し開催された
  3. ^ WTAツアー公式HPでは大阪となっているが 、ワールド・レディース(アジア女子オープン)の会場は兵庫県尼崎市尼崎市記念公園総合体育館だった。
  4. ^ “東京有明で今秋に3大会 テニス・ウイークスでPR”. 東京新聞. (2015年6月11日). オリジナルの2015年6月12日時点におけるアーカイブ。. https://archive.is/20150612004856/http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2015061101001575.html 2015年8月10日閲覧。 
  5. ^ 今秋のWTA25万ドル大会は「花キューピットオープン」に決定”. TennisMagazine on-line (2018年5月7日). 2018年9月9日閲覧。
  6. ^ 花キューピットジャパンウイメンズオープンテニス”. THE TENNIS DAILY. 2019年9月10日閲覧。

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