ジパング・ハレーエクスプレス(スタンダード車)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/08 10:00 UTC 版)
「ジパング (大阪府)」の記事における「ジパング・ハレーエクスプレス(スタンダード車)」の解説
「シルバースター」 ネオプラン・シティライナー N116/2 「ジパング・ハレーエクスプレス」 ネオプラン・スペースライナー N117/2 1986年に25台導入された。ネオプランN117/2スペースライナーで、後部サロンシート・便所付41人乗り。このスペースライナーから角ライト4灯ヘッドライトにマイナーチェンジされた。またシフトレバーもセレクト方向が国産車と同方向に変更され、シフト・セレクト方向ともに可動範囲が狭くなり操作性を向上させた。エンジンにベンツOM422ツインターボ550馬力を採用した。導入直後は白1色にZIPANGロゴが記されていたが、間もなく白地に裾周りを黒とグレーのジパングカラーに塗り替えられた。バルCSB商事独自の仕様で乗降口は中央のみで、本来なら乗降口に相当する前部ドアはドライバー用ドアで、左右両側に装備されてドライバーの乗降を行っていた。1階運転席と客席とは前部に非常口として連絡口が用意されていた。中央交通輸入分のスペースライナーとの外観上の差異は、ネオプラン純正のブリスターフェンダーを装備していたことと、本国用のナンバープレートポケットがあったことである。こちらは1997年より売却が始まり、2004年に正席改造された最後の1台が売却された。ちなみにジパングブランドは、この車から始まったものであり、それまで一貫して土足禁止車が主流の各シリーズに対して、ハレーエクスプレスは当初から土足車としての導入であった。
※この「ジパング・ハレーエクスプレス(スタンダード車)」の解説は、「ジパング (大阪府)」の解説の一部です。
「ジパング・ハレーエクスプレス(スタンダード車)」を含む「ジパング (大阪府)」の記事については、「ジパング (大阪府)」の概要を参照ください。
- ジパング・ハレーエクスプレスのページへのリンク