シータ2エンジン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/01 03:47 UTC 版)
「ヒュンダイ・シータエンジン」の記事における「シータ2エンジン」の解説
2007年以降、NFソナタのマイナーチェンジに伴い、本機も改良され、θII(シータ2)と呼ばれるものに換装された。吸気側にCVVTを装備し、若干高出力・高回転型となったほか、ヘッドカバーデザインの変更が加えられた。シータ2エンジンは、排気量2.0、2.4リットルを基本にMPI仕様、ターボ仕様、直噴(GDI)仕様およびそれらの組み合わせた多様なラインナップが用意され、2010年代を通じてヒュンダイやキアのCセグメント車、Dセグメント車に搭載された。 2016年、シータ2エンジンから発火するトラブルなどを経験していた社内の技術者の一人が、アメリカ道路交通安全局(NHTSA)や韓国政府にエンジンの欠陥を放置している状況を内部通報。この通報を契機にアメリカ道路交通安全局は、リコールに関する調査を行った。2020年10月、ヒュンダイはシータ2エンジンに振動や停止するなどの欠陥があったことを認め、2010年-2019年製の車両を保有する顧客に対して、生涯保証プログラムを提供することを決定した。
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