シングルスで次々と最年少優勝
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 18:31 UTC 版)
「平野美宇」の記事における「シングルスで次々と最年少優勝」の解説
2016年10月、フィラデルフィアで行われたワールドカップにて中国勢以外で初、かつ大会史上最年少となる16歳での優勝を飾った。またJSCの、2020年東京五輪などに向けて若手有望選手を海外で集中的に強化する新事業の対象に選ばれ、中国スーパーリーグの内モンゴル自治区のオルドス1980(鄂尓多斯1980)に加入、1カ月中国全土を転戦しシングルス3勝7敗だった。12月、ITTFスターアワードブレークスルースター賞を受賞した。世界ジュニア選手権では団体で6大会ぶりに優勝した。グランドファイナルではシングルスの準決勝でハン・イン( ドイツ)に敗れて3位となった。 2017年1月全日本選手権一般の部女子シングルスでは2年連続で決勝に進出し、3連覇中の石川佳純を4-2で下し史上最年少の16歳9か月での優勝を飾った。2017年4月にクロス・ビーとマネージメント契約を結ぶ。また第23回アジア選手権で団体で決勝まで1ゲームも落とさず決勝に進出、決勝では劉詩雯( 中国)に敗れて準優勝となった。そして女子シングルスは自身の誕生日でもあった4月14日の準々決勝で世界ランク1位の丁寧( 中国)を2ゲームを先行されながら逆転でフルゲームの末に破り、準決勝では2位の朱雨玲( 中国)を下して決勝に進出、決勝では5位の陳夢( 中国)と対戦、3-0(11-9、11-8、11-7)のストレートで勝利し、最年少かつ日本チームの選手として1996年の小山ちれ以来21年ぶりとなるアジア制覇を果たした。6月の第54回世界卓球選手権個人戦でダブルスは丁寧/劉詩雯組に3回戦で敗れたが、シングルスは準決勝でアジア選手権以来の再戦となった丁寧に1-4で敗れるも、1969年ミュンヘン大会小和田敏子、濱田美穂以来の48年ぶりの女子シングルスのメダルとなる銅メダルを獲得した。7月、世界ランキングで自己最高位の5位になり、初めて日本人トップに立った。11月、ユースオリンピック出場権を獲得した。またドイツオープン 女子ダブルス(ペア早田ひな)で優勝した。
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