シングルスクリュー圧縮機
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 02:22 UTC 版)
詳細は「en:Rotary screw compressor」を参照 1つのスクリュー型の回転体と2つの樹脂製ゲートローターを利用し体積変化させるもの。1960年にフランスのベルナール・ジメルヌ (Bernard Zimmern) によって発明された。 特徴ゲートローター部が水平対向で平衡しているため、理論上は軸受けにスラスト荷重が発生しない。 遠心型と比較して高圧縮比が可能である。 往復圧縮機と比較して圧縮機本体の振動が少ない。 往復圧縮機と比較して吐き出し圧力の脈動が少ない。 大量の潤滑油を圧縮部に噴射させながら運転することで、吐き出しガスの温度を下げることが可能。 水潤滑式の制作が可能。(水を使わない完全無給油構造は樹脂製ゲートローターの耐久性から作成困難である) 主な用途中型冷凍機 中型空気圧縮機
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