シリーズ2のあらすじ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/25 05:01 UTC 版)
「ダーク・マテリアルズ/黄金の羅針盤」の記事における「シリーズ2のあらすじ」の解説
原作三部作の第二部『神秘の短剣』に基づく。 物語はライラの元の世界、ウィルの世界、都市チッタガーゼの世界をめぐる。 ライラは、別世界への窓を通り、スペクターが大人の魂を奪うために子供しか住んでいない都市チッタガーゼに着き、さらに別世界のオックスフォードから来たウィル・パリーに出会う。二人はウィルの世界に行き、ライラは真理計の導きで、コンピューター「ケーブ」を用いて暗黒物質/ダストとの交信を研究するメアリー・マローンに会う。真理計はウィルの父親のジョン・パリー/グラマンを探すよう示す。ボーリアル卿は真理計を盗み、チッタガーゼの「天使の塔」にある短剣との交換を二人に求める。 ウィルは「天使の塔」に入り、指を二本無くしながらも、世界間の窓を切り開くことができる「神秘の短剣」の守り手の後継となる。ライラの世界では、コールター夫人が教権の枢機卿となったマクフェイルに魔女たちを攻撃させる。セラフィナら魔女たちは予言に従ってライラを探し、教権と戦ってアスリエル卿の開いた窓を通る。ライラの世界では、スコーズビーが魔女たちの依頼で、ジョパリと名乗る探検家グラマンを探し当て、共に気球で世界間の窓を通る。 コールター夫人は娘ライラを探し、ボーリアル卿の導きでウィルの世界のオックスフォードに渡る。ウィルとライラは、短剣を使ってウィルの世界への窓を切り開き、コールター夫人とともにいるボーリアル卿から真理計を取り戻してチッタガーゼに戻る。暗黒物質/ダストはメアリーと交信して自らを天使と呼ぶ。 ケーブの指示を受けたメアリー、魔女たち、ボーリアル卿とコールター夫人、スコーズビーとグラマンがウィル、ライラ、短剣を追ってそれぞれチッタガーゼに来る。コールター夫人はスペクターを操る技を覚え、邪魔になったボーリアル卿を殺す。ライラが第二のイヴであるとの予言を知り、ライラを誘拐する。マクフェイル枢機卿は、真理計がライラを教権に対する脅威と指示したことを知り、ライラを追い教権の軍隊を別世界に送り込む。スコーズビーとグラマンは教権に殺される。ウィルは一人でアスリエル卿のもとに向かう。アスリエル卿は、天使に戦争への助力を呼び掛ける。
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