シャドウRAMとは? わかりやすく解説

556の専門辞書や国語辞典百科事典から一度に検索! Weblio 辞書 ヘルプ
Weblio 辞書 > コンピュータ > IT用語辞典 > シャドウRAMの意味・解説 

シャドウRAM

読み方シャドウラム
別名:シャドーRAMシャドウメモリ
【英】Shadow RAM

シャドウRAMとは、ROMRead Only Memory)に記録されているBIOSデータRAMRandom Access Memory)にコピーしてRAMコピーしたデータROM代わりとして読み出す手法のことである。

ROMは、電源供給されない状態でもデータ失われないという特性をもっているため、コンピュータ起動必要なBIOS記録など用いられている。しかし一般にROMRAMなどに比べるアクセス速度が遅い。そこで、ROM保存されBIOSデータをいったんRAM転送してから、RAMコピーされBIOS読み出すという手続きを経ることによって、コンピュータ起動速度を向上させている。

半導体メモリのほかの用語一覧
RAM:  SLDRAM  SRAM  Spin-RAM  シャドウRAM  スタティックRAM  144ピンSO-DIMM  168ピンDIMM

シャドウRAM

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/29 15:02 UTC 版)

Random Access Memory」の記事における「シャドウRAM」の解説

ROM内容RAMコピーしてアクセス時間短縮することがあるROM一般に低速である)。コンピュータ電源投入時、メモリ初期化した後、ROM配置されていたアドレス範囲コピーしたRAM切り替える。これをシャドウRAMと呼ぶ。これは組み込みシステムでもよく行われる技法である。 典型例として、パーソナルコンピュータBIOSがあり、ファームウェアなんらかのオプション設定BIOSをシャドウRAMにコピーして使うことができる(システム内の他のROMRAMコピーして使うオプションもある)。それによって性能向上する場合もあるし、非互換問題発生する場合もある。例えば、ある種ハードウェアはシャドウRAMが使われているとオペレーティングシステムアクセスできないまた、ブート後は全くBIOS使わないシステムなら、性能向上しない。当然ながらシャドウRAMを使うと、主記憶空き容量少なくなる

※この「シャドウRAM」の解説は、「Random Access Memory」の解説の一部です。
「シャドウRAM」を含む「Random Access Memory」の記事については、「Random Access Memory」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「シャドウRAM」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「シャドウRAM」の関連用語

シャドウRAMのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



シャドウRAMのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
IT用語辞典バイナリIT用語辞典バイナリ
Copyright © 2005-2025 Weblio 辞書 IT用語辞典バイナリさくいん。 この記事は、IT用語辞典バイナリの【シャドウRAM】の記事を利用しております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、WikipediaのRandom Access Memory (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS