シマソイとは? わかりやすく解説

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シマソイ

学名Sebastes trivittatus 英名:Threesstripe rockfish
地方名シマゾイキゾイ 
脊椎動物門硬骨魚綱カサゴ目フサカサゴ科
色 形 長崎・日本・世界 住みか 3D

※出典:長崎県水産部ホームページ
著作権尼岡 邦夫

特徴
体に厚みがあり頭の部分に強いがたくさんある。両眼間隔域は深くくぼみ、溝となる。体色黄褐色緑黄色で、体側暗褐色不規則な本の縦帯があるのが特徴である。沿岸岩礁域にすみ、刺網漁獲される。卵胎生春に仔魚を産む。味はよい。

分布:北海道岩手県朝鮮半島 大きさ:30cm
漁法:刺し網釣り 食べ方:塩焼き煮付け

縞曹以

読み方:シマソイ(shimasoi)

フサカサゴ科海水魚

学名 Sebastes trivittatus


シマゾイ

(シマソイ から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/10/22 21:51 UTC 版)

シマゾイ
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 条鰭綱 Actinopterygii
: カサゴ目 Scorpaeniformes
: メバル科 Sebastidae
: メバル属 Sebastes
: シマゾイ S. trivittatus
学名
Sebastes trivittatus
Hilgendorf, 1880
シノニム[1]
  • Sebastodes trivittatus Hilgendorf, 1880
  • Sebastichthys trivittatus (Hilgendorf, 1880)
英名
Threestripe seaperch
Threestripe rockfish

シマゾイ(学名:Sebastes trivittatus)は、メバル属Sebastes)に分類される魚類の一種。北西太平洋の日本および朝鮮半島沿岸に分布する。体側に3本の暗色帯が走ることからこの名がある。北海道では釣魚として知られ、食用魚としても人気がある。

形態

体長は最大で約62cmに達し、一般的な個体は40cm前後。体はやや側扁し、体側には3本の明瞭な暗色縦帯がある。体色は灰褐色から暗褐色で、胸鰭と腹鰭は黒みを帯びることが多い。頭部は比較的大きく、ムラソイクロソイに似るが、縞模様で区別できる。

分布

北西太平洋の寒冷域に分布し、北海道沿岸、本州北部、および朝鮮半島の沿岸域に生息する。浅い岩礁や転石帯に多く見られる。

生態

底生魚で、岩礁や海藻の間に潜む。肉食性で、甲殻類や小魚、多毛類などを捕食する。卵胎生で、冬季から春季にかけて仔魚を産む。

利用

刺身、煮付け、塩焼き、唐揚げなど多様な料理に用いられる。市場流通量は多くないが、釣り人には人気の高い対象魚である。

漢字・語源

漢字では「縞曹以」と書く。「シマ(縞)」は体の縞模様に由来し、「ソイ(曹以)」は「磯魚(いそいお)」が短縮された「そい」に当て字をしたもの。 種小名 trivittatus はラテン語で「三本の帯を持つ」を意味し、体側の3本の縞模様に由来する。 命名者 フランツ・ヒルゲンドルフ(Franz Martin Hilgendorf, 1839–1904)はドイツの動物学者で、明治初期に来日し、日本の魚類を記載したことで知られる。

地方名

  • シマソイ(北海道羅臼町)
  • シマハチメ(新潟県出雲崎)
  • キゾイ、モンキゾイ、マゾイ、ムラゾイ(北海道各地)

出典

  1. ^ Froese, Rainer and Pauly, Daniel, eds. (2025). "Sebastes trivittatus" in FishBase. June 2025 version.

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