シオ・フェアチャイルド
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 09:48 UTC 版)
「機動戦士ガンダムF91の登場人物」の記事における「シオ・フェアチャイルド」の解説
Theo Fairchild 声 - 大木民夫 ナディアの再婚相手で、ベラ(セシリー)の継父。40歳。 小説版によれば、ナディアが結婚前に交際していた男性のひとりであり、小説家を目指しながら中年になっても独身のままサラリーマンを続けるが、ナディア(と娘のベラ)とサイド3に駆け落ちする。のちに3人でフロンティアIVに移住し、小説家をあきらめ「テスのパン屋」を開業する。 ある日、店に訪れた弁護士からナディアとセシリーの本当の出自を知らされ、セシリーをロナ家に引き渡せば相応以上の謝礼が払われることを告げられる。その後、別の仲介人から発振器内蔵のイヤリングを渡され、セシリーに理由を告げずに事前に知らされていた「侵攻」(MSを投入する大規模なものとは聞かされていない)の日に着けるよう手渡す。 C・Vのフロンティア・サイド侵攻の際には、ノーマルスーツを着て配達用のエレカで戦闘状態となったコロニー内のセシリーを探しまわる。スペース・ボートの発着場で友人たちとフロンティアIVを脱出しようとするセシリーを発見し引き留めるために銃を向け威嚇射撃をおこない、止めに入ろうとするシーブックに発砲して負傷させる。直後にMSに乗って来たドレルにセシリーを引き渡し、高笑いしながらその場を去る。 フロンティアIV制圧終了後、迎賓館でベラと会い、怒りをぶつけるベラに「せざるを得なかった」と詭弁を弄する。また、パン屋を畳んで迎賓館近くに引っ越している。小説版では、フロンティアII・III制圧後に迎賓館を訪れ、鉄仮面と面会。ベラおよびセシリーを育てた事実を口外しないことを条件に、中央官僚並の年金を死ぬまで支給される契約を結ぶ。 その後、ナディアにせがまれてセシリーを取り戻すためにロナ家を訪ねる彼女に同行するが、ナディアとカロッゾが会った直後に突然倒れ、死亡。原因は不明だが、ナディアは「人殺し」と叫んでいる。小説版では死亡せず、ロナ家を訪ねた事は不問に付され、その後の去就は不明。
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