サーフェイス・ピアッシング
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/06/03 05:47 UTC 版)
「インプラント (身体改造)」の記事における「サーフェイス・ピアッシング」の解説
ピアスは元来耳たぶのような突出部に行うものであるが、例えば腕などの平らな皮膚の表面に行うピアッシングとしてサーフェイス・ピアッシングは開発された。あまりに多くの動きの影響や衝撃による損傷のリスク、汚物のような汚染物質との接触による感染症の影響を受けないならば、サーフェイス・ピアッシングは体のほとんどの場所に入れる事ができる。サーフェイス・ピアッシングに用いられる装飾具の棒状のステイプルは高純度チタンでなければならない。曲がったものもしくは真っ直ぐなバーベルは、サーフェイス・ピアッシングを入れる人に適したものを選ばないとピアス穴に大きな圧力がかかる。サーフェイス・ピアッシングに用いるバーを外したり取り換えたりしようとした際には、自分自身で行おうとせずに非常に訓練された経験豊富なピアッサーによらなければならないが、ボールを変えることは問題ない。 サーフェイス・ピアッシングの拒否反応の出やすさは、ピアスが体のどの位置にあるかでに依存する傾向がある。例えば、首筋に入れたものでは拒否反応は出にくいが、胸骨の上に入れたものでは拒否反応が出やすい。サーフェイス・ピアッシングはマイクロダーマル・インプラントと比較して取り外しが可能である利点があるものの、体内に埋め込まれたバーを両端の2点で支えているという構造のため皮膚の動きによる弊害を受けやすい欠点があり、サーフェイス・ピアッシングを入れるよりもマイクロダーマル・インプラントを二つ入れたほうが良いとする考えもある。
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