サービスの充実
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/26 05:00 UTC 版)
路線廃止、減便で始まった同社だったが、那覇バス移管後ほどなく、那覇交通時代から使用していた旧型運賃箱を(新千円紙幣・新500円硬貨の非対応の制約があった)、当時最新鋭のレシップ製運賃箱(市内線は快適1号、市外線はNF-3。2013年から導入の新車ノンステップバスは市内線車両でもNF-3を導入)へ更新した。(後に琉球バス交通、沖縄バスもレシップ製運賃箱NF-3を導入し、後述するICカード導入直前の2015年初めまで使用していた。)2005年2月からは那覇バス移管時に廃止された定期観光バスが復活、当初は、2路線にて運行を開始したが、後に1路線加わり、現在は3路線にて運行されている。 また、同年9月には当時最新型であった観光バスを24台購入している。 さらに、2006年11月からは那覇市の委託によるコミュニティバス実証実験を行うなど、地元にも密着した運営を開始した。 2007年には、沖縄県内初のバスロケーションシステムを導入した。これにより、時刻表検索のホームページが開設されるなど、県内では遅れていたホームページを使っての時刻表検索システムを同社がリードすることになった。 2012年5月19日から、那覇市内にて同社の運行する市内線路線バス・約80台を対象に、NTTドコモが主導するポストペイ(後払い式)電子マネーのiD(おさいふケータイ・カード式とも)による乗車が可能になった(※導入後に車両代替したバスには代替時から設置していない車両もあるので注意が必要)。一般路線バスを対象としたiDによる決済サービスの導入は、全国で初とのことである。
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