サルモネラ属菌
ズミチフス菌(S. Typhimurium)などがあります。このエンテリティディスやネズ
ミチフス菌という名称は、抗原性の違いに基づいた血清型の名前です。
サルモネラ属菌による食中毒は、我が国での発生件数が多いものの一つであり、 卵またはその加工品を原因としたサルモネラ・エンテリティディスによる食中毒が多く発生しています。
<特徴>動物の腸管、自然界(川、下水、湖など)に広く分布。生肉、特に鶏肉と卵を汚染することが多い。乾燥に強い。
<食中毒症状>潜伏期は 6~72 時間。主症状は激しい腹痛、下痢、発熱、嘔吐。長期にわたり保菌者となることもある
<過去の食中毒原因食品>卵またはその加工品、食肉(牛レバー刺し、鶏肉)、うなぎ、 すっぽん、乾燥イカ菓子など。食中毒菌で汚染されている食品、調理器具などと接触することによって新たに汚染された(二次汚染による)各種食品。
<対策>肉・卵は十分に加熱(75 ℃以上、1 分以上)する。卵の生食は新鮮なものに限る。 低温保存は有効だが、過信は禁物。二次汚染にも注意が必要。
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