莢音【サヤネ】(野菜)
登録番号 | 第13749号 | |
登録年月日 | 2006年 2月 27日 | |
農林水産植物の種類 | 大豆 | |
登録品種の名称及びその読み | 莢音 よみ:サヤネ | |
品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 雪印種苗株式会社 | |
品種登録者の住所 | 北海道札幌市厚別区上野幌1条五丁目1番8号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 松田政志、大橋真信、岩見田慎二、近江公 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、「サヤムスメ」の種子にγ線を照射して育成されたものであり、有限伸育型で主茎長は極短、若莢は長、毛茸が白色のえだまめ用品種である。伸育型は有限、分枝数は少、胚軸の色は緑、主茎長は極短、主茎節数は少、着莢密度は中である。小葉の形は円葉、数は3枚葉、花色は白である。若莢の色は濃緑、長さは長、幅は中、熟莢の色は淡褐、湯煮(ブランチング)後の莢色は濃緑、多粒莢率は中、莢数及び毛茸の多少は少、色は白である。種皮の単色・複色の別は単色、地色は淡緑、粒の子葉色は黄、粒形は球、光沢は弱、臍の色は褐、粒の大小は極大である。開花期は早、成熟期は早の晩、生態型は夏大豆型である。「サヤムスメ」と比較して、主茎長が短いこと、成熟期が早いこと等で、「サッポロミドリ」と比較して、若莢の色が濃緑であること、若莢が長いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成7年に出願者のほ場(北海道夕張郡長沼町)において、「サヤムスメ」のγ線照射処理種子をは種し、その実生の中から選抜、以後、固定を図りながら特性の調査を継続し、14年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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