サターンVの残骸
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/21 23:09 UTC 版)
1973年5月14日に宇宙ステーション・スカイラブ1号の打ち上げに使用したサターンVの残骸(先端部もしくはエンジンの一部)が1975年1月11日にジブラルタル西方約1,600kmの大西洋上に落下。地上に落下した宇宙浮遊物としては当時最大規模となった。北米防空指令部は残骸の落下を直前まで追跡していたが、突入角度が浅かったため大気に跳ね返されるように軌道が変化して見失った。残骸の最後一周はロサンゼルスやシカゴなど人口密集地の上空を飛行したため大惨事となる可能性もあった。
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