サターンIシリーズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/16 17:46 UTC 版)
「ケープカナベラル空軍基地第34発射施設」の記事における「サターンIシリーズ」の解説
LC-34は、1961年10月27日に、最初のサターン Iブロック I を使用したミッションSA-1の発射が行われ、弾道軌道上でダミーの上段を大西洋に打ち上げた。その後の3回のサターンIの打ち上げはLC-34で行われ、1963 年3月28日にSA-4で終了した。その後の6回のサターンIブロックIIの打ち上げはLC-37で行われた。 1963年11月29日、ジョン・F・ケネディ大統領の死後に大統領となったリンドン・B・ジョンソンは、NASA のメリット島発射操作センターと「大西洋ミサイル発射場の第1ステーションの施設」の両方の名前を「ジョン・F・ケネディ宇宙センター」に変更する大統領令 11129を発行した。彼はまた、C.ファリス・ブライアント(英語版)知事(フロリダ州) に、ケープ・カナベラルの名前をケープ・ケネディに変更するよう説得した。これにより、一般の認識に混乱が生じ、2つが混同された。NASA長官のジェイムズ・エドウィン・ウェッブは、ケネディ宇宙センターの名前をメリット島にのみ適用するという指令を出すことでこれを明確にし、空軍は空軍基地の発射地点であるケープ・ケネディ空軍基地の名前を変更する一般命令を出した。
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