サイパン_(強襲揚陸艦)とは? わかりやすく解説

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サイパン (強襲揚陸艦)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/11 09:43 UTC 版)

サイパン
基本情報
建造所 インガルス造船所
運用者 アメリカ海軍
艦種 強襲揚陸艦
級名 タラワ級強襲揚陸艦
モットー Omnia Facimus (We do it all)
艦歴
起工 1972年7月21日
進水 1974年7月20日
就役 1977年10月15日
退役 2007年4月20日
要目
排水量 38,900 トン
全長 250 m
最大幅 32 m
吃水 8.5 m
主機 蒸気タービン 2機、2軸
出力 70,000 hp
最大速力 20 ノット
乗員
  • 士官:65名、兵員:1009名
  • 上陸部隊:1830名
兵装
搭載機
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サイパンUSS Saipan,LHA-2)はアメリカ海軍強襲揚陸艦タラワ級強襲揚陸艦の2番艦。第二次世界大戦中のサイパンの戦いにちなんで名付けられた。

艦歴

サイパンは1972年7月21日に起工され、進水は1974年7月20日に行われた。命名は当時のアメリカ海軍長官、J・ウィリアム・ミッデンドーフ英語版の妻による。

サイパンは1979年7月、内戦中のニカラグアからアメリカ人を避難させる作戦に参加した。1980年5月、フロリダ海峡をアメリカに向けて横断しようとしたキューバ難民を救助するため、アメリカ沿岸警備隊を支援した。8月25日、サイパンはノーフォークを出航し、地中海に派遣された。

1982年8月から1983年7月の間、サイパンはノーフォーク海軍工廠で整備を受け、1983年9月、グレナダ侵攻作戦に参加した。

1996年5月10日、米英合同演習「オペレーション・パープルスター」参加中に本艦から発艦したCH-46EAH-1Wが、夜間飛行中に空中衝突して墜落[1]。乗員18名中16名が死亡、CH-46Eのパイロット2名が重症を負った[1]

脚注

出典

  1. ^ a b 「航空最新ニュース」『航空ファン』 通巻第524号、1996年8月号、株式会社 文林堂、1996年8月1日、111頁。 

関連項目

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