コダックとフィルムの起源
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 00:16 UTC 版)
「カメラの歴史」の記事における「コダックとフィルムの起源」の解説
「コダック#歴史」および「写真フィルム#概説」も参照 写真フィルムの使用はジョージ・イーストマンによって始められた。彼は1885年に紙フィルムを製造し始め、1889年にセルロイドに変えた。彼の最初のカメラNo.1コダックは1888年に発売された。それは固定焦点レンズと一つのシャッター速度による非常に単純な箱型カメラだった。そしてその比較的安い価格が平均的な消費者にアピールした。コダックは100枚の露出のためのフィルムを予め装填してあり、ロールが終わった時に処理と再装填のために工場に送り返される必要があった。1900年頃までには、イーストマンは彼のラインアップをボックスカメラと折りたたみカメラを含む数モデルに拡大した。 1900年に、イーストマンはスナップショットの概念を提供した単純で非常に安価な箱型カメラブローニーで大人気を得て、さらに一歩大衆市場に踏み出し、様々なモデルが1960年代まで発売された。 イーストマンによって可能にされる低コスト写真撮影の進展にも関わらず、乾板カメラはまだより高品質のプリントを提供して人気があった。ロールフィルムカメラは装填ごとにより多くの撮影を可能にしたが、それと争うために、この時代からの多くの安価な乾板カメラは数枚の乾板を入れるために、マガジンを備えていた。乾板カメラのためのフィルムパックまたはロールフィルムを使うことができる特別なバックもあり、ロールフィルムカメラが乾板を使うのを可能にしたバックもあった。
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