コダック推奨プロセス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/17 02:20 UTC 版)
「白黒リバーサルフィルム」の記事における「コダック推奨プロセス」の解説
コダックが自社の白黒ネガフィルム「コダックプロフェッショナルT-MAX100」および「コダックプロフェッショナルテクニカルパン」を、同社の現像液キット「コダックプロフィットT-MAX100ダイレクトポジティヴフィルムデヴェロッピングアウトフィット」を使用してリバーサル現像し、現像済みリバーサルフィルムを得るための処方である。キット全体の分量は、135フィルム36枚撮り12本分である。コダックのカラーリバーサルフィルム現像処方であるE-6現像同様、再露光は行なわず化学的に処理している。 第一現像液 - 946 ml 漂白液 - 3,780 ml 洗浄液 - 946 ml 第二現像液 - 946 ml 定着液 - キットに付属していないので、「コダックラピッドフィクサー」「コダックポリマックスT」「コダフィックスソリューション」「コダックユニフィックス」を用意する フォトフロー - キットに付属していないので「コダックフォトフローソリューション」を用意する 第一現像 - 8分、摂氏20度、全暗室で行う 水洗 - 2分、摂氏19-21度、流水で行う、全暗室で行う 漂白 - 2分、摂氏19-21度、全暗室で行う 水洗 - 2分、摂氏19-21度、流水で行う、全暗室で行う 洗浄 - 2分、摂氏19-21度 第二現像 - 6分、摂氏20度、第一現像での使用済み現像液を使用する 水洗 - 30秒、摂氏19-21度、流水で行う 定着 - 5分、摂氏19-21度 最終水洗 - 20分、摂氏18-24度、「コダックハイポクリアリングエージェント」を使用した水洗促進浴を行うと時間が短縮できる フォトフロー - 30秒、摂氏19-21度 乾燥 - 摂氏60度以上の高温におかないこと
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