KGM991【ケイジイエム991】(野菜)
登録番号 | 第12199号 | |
登録年月日 | 2004年 8月 18日 | |
農林水産植物の種類 | トマト | |
登録品種の名称及びその読み | KGM991 よみ:ケイジイエム991 | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | カゴメ株式会社 | |
品種登録者の住所 | 愛知県名古屋市中区錦三丁目14番15号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 原田聰、伊藤博孝 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、出願者所有の育成系統「Kc92-288-1-2-1-1-1」にアメリカ合衆国から導入した「LA1501」を素材に育成した系統を交配し、さらに「Kc92-288-1-2-1-1-1」を戻し交配して育成されたものであり、果実は球形でかなり小さく、完熟期の果実は濃赤色の生食用の品種である。草姿は普通、子葉の大きさはかなり小、色は緑、はい軸のアントシアニン着色は有、節間長はやや短である。第1花房より下の葉数は中、花房間葉数は一般に3、葉色は緑、葉の着生角度は中間、形は1型、巻葉性は弱、根の太さはやや太である。花房の形は単純、花弁の色は黄、花数はやや多、完熟期の果色は濃赤、果実表皮の色は無色、果形は球形、果頂部の形は平滑、果実の大きさはかなり小、子室数は一般に2、果肩部の緑色は中、へた落ちの大きさは小、周囲のコルク化面積はかなり小、果柄の離層は有、花落ちの形は点状、果肉の色は濃赤である。開花始期及び着色始期は中、可溶性固形物含量はかなり高、酸度はやや高、全固形物量は極高である。「KGM981」と比較して、花房の形が単純であること等で、「KGM961」と比較して、果実表皮が無色であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成8年に出願者の温室(栃木県那須郡西那須野町)において、出願者所有の育成系統「Kc92-288-1-2-1-1-1」にアメリカ合衆国から導入した「LA1501」を素材に育成した系統を交配し、さらに「Kc92-288-1-2-1-1-1」を戻し交配した実生の中から選抜、以後、固定を図りながら特性の調査を継続し、11年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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