グループからの離脱や営業譲渡の広がり
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/01 21:37 UTC 版)
「ホットスパー (コンビニエンスストア)」の記事における「グループからの離脱や営業譲渡の広がり」の解説
2000年(平成12年)3月にアルビスが北陸ホットスパーの全株式を日本海酒販へ譲渡したことを皮切りに、グループからの離脱が広がった。 サニーマートが2001年(平成13年)3月に離脱してスリーエフへと転換する方針を発表した。同月には盛田グループのココストアがカスミグループの所有する約46.29%を含むカスミコンビニエンスネットワークの全株式を公開買付 (TOB) で取得し、資本・業務提携して傘下に入ることが発表され、同年6月18日には壽屋が保有する九州コンビニエンスシステムズの株式85.7%が、同じ壽屋傘下のコトブキヤコンビニエンスシステムズの全株式と共にココストアに譲渡されて同社の傘下に入るなど、2社が相次いで当グループとココストアの2つのチェーンに重複して傘下となった。 2002年(平成14年)2月に宮城地区スパー本部株式会社から株式会社ホットスパーコンビニエンスネットワークスにコンビニエンスストア事業が営業譲受され、同様にココストア系列となり、東海地域スパー本部株式会社がコンビニエンスストア事業から撤退するなど、チェーンの再編は続いた。 2004年(平成16年)2月1日、エブリワンが九州地域スパー本部を吸収して独立した企業でなくなった。また同年10月22日には岩手県を中心にホットスパー131店を展開していたベルセンターが、コンビニエンス事業をローソンに営業譲渡して店舗をローソンに転換することで合意して撤退。11月に日本海酒販が北陸ホットスパーの全株式をチックタックシステムズと同時にポプラへ譲渡して撤退するなど、再編に伴い店舗数が減少した。 2005年(平成17年)、買収したポプラが店舗をポプラに転換して、12月13日に北陸ホットスパーを同社に吸収合併した。エブリワンはココストアとエリアフランチャイズ契約を結び、2002年(平成14年)に直営22店FC125店で加盟店売上高220億円を上げていた九州地域スパー本部のホットスパーの店舗は、2005年(平成17年)5月2日から5月26日までの期間で残る87店全てをココストアへ転換し、新たに買収されなかったもののホットスパーの店舗数減少はさらに進んだ。
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