グループでの事業展開
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/03 03:33 UTC 版)
「ミナミ無線電機」の記事における「グループでの事業展開」の解説
創業一族である南学家はバブル以前から、ミナミ無線電機を中心にゴルフ場、スキー場、ホテル、レジャー施設などへ経営を多角化する一方、南学正夫社長個人でサルバドール・ダリの絵画を始めとした美術品収集を手がけていた。これらコレクションは、1986年9月にミナミ電気館本店7階に併設された「ミナミ美術館」で公開され、『ダリ 愛の宝飾展』として常設展示し、それまで秋葉原に少なかった女性客の取り込みを図った。美術館は1989年以降「ミナミ宝飾美術館」と改名して新宿駅前、更には鎌倉駅前と移転したものの、コレクション散逸により閉鎖に追い込まれている。また1987年には秋田県田沢湖畔に田沢湖金色大観音を建立、大観音を中心としたレジャー開発を企図するが、これが宗教法人名義を使った節税だとして批判もあった。 グループは最盛期よりは規模が縮小したものの、現在でもスターホテルグループやゴルフ場などを一族で手がけている。
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