グループごとの種車と差異
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 20:00 UTC 版)
「国鉄72系電車」の記事における「グループごとの種車と差異」の解説
クハ79031, 79034, 79035, 79036, 79049 2扉セミクロスシートの制御車クハ58形(42系)を吹田工場で改造。1,000mm幅の扉を2か所増設。窓配置は大きく変更が加えられ、種車の面影は残していない。なお、79034と79049以外は、増設扉の上にヘッダーが回りこんでいる。 クハ79039, 79040, 79045, 79047, 79052, 79054, 79055 同じくクハ58形(42系)を鷹取工場で改造。1100mm幅の扉を2か所増設。窓配置は種車の面影を残しており、増設扉の上にヘッダーは回り込んでいない。なお、79055は半流線型の最終形クハ58形が種車であるため、クハ79形で唯一の半流線型車体となっている。 クハ79056 2等3等合造車クロハ59形(42系サロハ46形改造)を改造。1,000mm幅の扉を2か所増設したが窓配置は変更、増設扉がやや中央に寄った特異な形態をしており、増設扉の上にヘッダーが回り込んでいる。 クハ79060, 79066 クハ47形(32系)に1,100mm幅の扉を2カ所増設したもの。更新時期の関係で非貫通、正面上部雨樋は直線、通風器はガーランド式であり種車の面影をよく残している。増設扉の上にヘッダーは回り込んでいない。79060は前面窓支持がHゴム化されている。 サハ78009 - 79021 サロハ66形(32系サロハ46形改造)に1,100mm幅の扉を2か所増設。窓配置は種車の面影を残しており、増設扉の上にヘッダーは回り込んでいない。なお、78018はトイレ再設置の上で400となった。 サハ78023, 78024, 78027, 78030 - 78032, 78034 サロハ66形(サロ45形改造)およびサロ45形(32系)に1,100mm幅の扉を2か所増設。窓配置は種車の面影を残しており、増設扉の上にヘッダーが回り込んでいる。なお、78024はトイレ設置の上で78401となった。
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