クーデター宣言
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「タイ軍事クーデター (2014年)」の記事における「クーデター宣言」の解説
5月22日午後5時、プラユットはテレビ演説を行い、平時の状態を取り戻し、政治、経済、社会構造の改革を実施するため、同日午後4時半をもって陸軍、空軍、警察により構成される国家平和維持評議会(National Peace Keeping Committee)が全権を掌握する必要があるとして、軍によるクーデターを宣言した。軍により以下のような決定事項が命じられた。 君主制に関する部分を除いた憲法の停止。 暫定内閣を停止。 議会上院、全裁判所は引き続き機能。 午後10時半から翌日午前5時までの外出禁止。 5人以上の集会を禁止。 全テレビ・ラジオ局は通常放送を中止、陸軍関連のもののみ放送。 国民は通常の生活、仕事を続ける。 大学や学校は5月25日まで閉鎖。 また陸軍は政府派指導者の身柄を拘束し、暫定首相のニワットタムロンに出頭を命じたほか暫定内閣の法相のチャイカセームら閣僚の身柄も拘束。一方で反政府派のステープやアピシットの身柄も拘束された。
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