クーデター支援
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 03:12 UTC 版)
「フレデリック・フォーサイス」の記事における「クーデター支援」の解説
フォーサイスを語る上で欠かせない逸話として、赤道ギニアのクーデター支援がある。『ジャッカルの日』の印税により、ナイジェリアでの内戦に敗れ祖国を失ったビアフラ人のために傭兵部隊を雇い、赤道ギニア共和国に対しクーデターによる政権転覆を1972年に企てた。 しかし、計画は船への武器積み込み予定地であるスペインで、事前に買収していたスペイン国防省の役人の裏切りにより、傭兵隊長がスペインで身柄を拘束され頓挫した。この実話を下地にして、執筆されたのが第3作にあたる『戦争の犬たち』で、この物語では作戦は成功している。後年、アカデミー賞俳優のクリストファー・ウォーケン主演で映画化された。
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