クロノ・ドライヴ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/02/17 05:34 UTC 版)
GAの世界において一般的な超光速航法。光年単位の移動を行うときに使用する。 通常空間とは異なる空間であるクロノスペースに侵入し(シフトアップという)、超空間内を超光速で移動し目的地の近くで通常空間に戻ることを指す(シフトダウン、またゲーム中ではドライヴ・アウトという)。 この空間では見かけ上光速を越えられる。1光年を移動するには約10時間がかかるとされている。また、クロノスペースは通常空間と重なるように存在しているため、星間物質とも衝突する可能性がある。 超光速推進が可能になるクロノスペースでは機体をデリケートに操縦することは不可能とされる。また、機体にかかるエネルギーポテンシャルも莫大になるため、宇宙チリ程度なら防御フィールドで防ぐことができるが、隕石や小惑星とぶつかると双方の構成原子が核融合反応を起こして消滅してしまう。 衝突を回避するために、宇宙空間にはクロノ・ドライブを行うための安全な航路が定められている(微小天体が多い宙域には宇宙灯台が設置されており、宇宙船が近寄らないように警告を発している)。 紋章機は(撤退時の描写を見る限りダークエンジェルも)単独でクロノ・ドライヴを行うことが可能で、ゲーム中でも数回、単独でクロノ・ドライヴを行うシーンがある。 クロノ・クェイクは、このクロノスペースに影響を与え、長距離通信やクロノ・ドライヴを使用不能にしてしまう。ダメージを受けたクロノスペースが元に戻るのに数百年を要するため、EDENは他の惑星や星系との交流を絶たれ、衰退の一途をたどった。
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