クリーンスタジアム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/10 07:39 UTC 版)
「国際バスケットボール連盟」の記事における「クリーンスタジアム」の解説
FIBA主催大会(W杯予選含む)の期間中は、FIBA管理エリア(スタジアムおよび大会関連施設)内において掲げられる広告は、公式パートナー・サプライヤーの出稿するものだけに制限され、それ以外のすべての企業名が排除され、使えなくなる。そのため、FIBA主催大会で使われるすべての会場は、大会期間中に限り、通常の広告看板はすべて目隠しされ、または一時的に撤去される。この状態を「クリーンスタジアム」という。 またこのルールはネーミング・ライツを採用しているスタジアム名にも適用され、同じく一時的な名称変更(施設の正式名称などで表示)が行われる。なお、夏季オリンピックでは大会ロゴをあしらった横断幕のみが観客席最前列に掲げられており、FIBAパートナー・IOC公式スポンサーであっても広告は一切掲示できない。
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クリーンスタジアム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 21:32 UTC 版)
「国際サッカー連盟」の記事における「クリーンスタジアム」の解説
FIFA主催大会においては、FIFAブランド並びに公式スポンサーの権利の保護を目的として、スタジアムとその周囲に商業制限区域 (Commercial Restriction Areas, CRA) を設け、FIFA及び公式スポンサー以外による大会(及びその観客・関係者)をマーケティングの対象としたアンブッシュマーケティングを排除し、商業制限区域内での商業活動を制限している。 具体的には、商業制限区域内の広告類(施設のネーミング・ライツを含む)や大会に際して開かれる臨時の販売施設等に関しては公式スポンサーのもの以外は原則として排除される(「クリーンな状態」に置かれる)ことになっており、商業制限区域内では屋外広告は原則としてマスキングされるか一時的に取り除かれる。特に命名権に関しては、しばしば「全ての大会で一時的に正式名称とする」と言及されることがあるが、正しくは「全ての大会で公式スポンサー以外の企業等を想起させる名称としない」というものであり、大会の公式スポンサーであればそのまま命名権名称が存置されることがある。例えば、EAFF E-1サッカー選手権2017で男子決勝ラウンドの会場となった味の素スタジアムは、味の素が大会の公式スポンサーであったため、正式名称の「東京スタジアム」ではなく、命名権名称である「味の素スタジアム」がそのまま用いられた(一方で、同じ大会の女子決勝ラウンドの会場であったフクダ電子アリーナは、正式名称である「千葉市蘇我球技場」が用いられた)。 なお、FIFAのこのルールにおいては、商業制限区域内での地元企業による商業活動(バーやレストラン、コンビニエンスストアなど)は「制限されるべきではない(通常通りの営業・看板の掲出ができる)」としている。
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