クリスタルチェリー サブリアンナ【クリスタルチェリー サブリアンナ】(草花類)
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登録番号 | 第6308号 |
登録年月日 | 1998年 3月 18日 | |
農林水産植物の種類 | シンビジウム | |
登録品種の名称及びその読み | クリスタルチェリー サブリアンナ よみ:クリスタルチェリー サブリアンナ |
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品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | 2001年 3月 19日 | |
品種登録者の名称 | 根岸征志 | |
品種登録者の住所 | 群馬県館林市赤生田本町1382番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 根岸征志 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「ホワイトクリスタル グレースケリー」に「バレーフラワー チェリーライプ」を交配して育成されたものであり,花はセパル及びペタルが紫白の地色に紫ピンクのぼかしと条線が入り,リップが円形で紫白の地色に赤紫の条線及び濃紫ピンクの斑点が覆輪状に入る中型種である。 草型の大きさは中,草姿は中間型である。ぎ球茎の正面の形は円形,横断面の形は扁円形,高さは61~100㎜,長径は51~70㎜である。葉の全体の形は線形,先端は鋭先形,頂点の角度は15~30゚,先端は60~90゚,巻き込みの程度は0.5回転,長さは75~ 105㎝,幅は21~30㎜,葉色は淡緑,葉数は10~12枚である。1花茎の花数は11~20,花茎の太さは9.1~12㎜,長さは50~80㎝である。咲き型は抱え咲き,花の横径は61~80㎜,縦径は41~60㎜,ドーサル・セパル正面の形は長楕円形,ラテラル・セパル正面の形は倒広卵形,ペタル正面の形は広線形である。リップ正面の形は円形,先端の形は切形,周縁の反転は小,波打ちは中である。全体的な花色は桃系,ドーサル・セパル,ラテラル・セパル及びペタルは紫白(JHS カラーチャート8901)の地色に紫ピンク(同8903)のぼかしと条線が入り,リップは紫白(同8901)の地色に赤紫(同 9508)の条線及び濃紫ピンク(同9213)の斑点が覆輪状に入る。花の香りは弱,開花期は春である。 「ラッキーレインボー・ラピーヌミルト」及び「グレートフラワー・ビクトリア」と比較して,ぎ球茎の正面の形が円形であること,葉の巻き込みの程度が0.5回転であること,セパル及びペタルの内側複色部の色が紫ピンクであること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,昭和61年に出願者の温室(群馬県館林市)において,「ホワイトクリスタル グレースケリー」に「バレーフラワー チェリーライプ」を交配して得られた実生の開花株の中から選抜,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,平成6年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
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