クリアカード編
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 05:33 UTC 版)
「カードキャプターさくら」の記事における「クリアカード編」の解説
友枝中学校に進学したさくらは、初登校の途中、知世と友枝町に戻ってきた小狼に再会。小狼が同じ中学校に編入することを知る。小学校時代の同級生とも合流し、中学校生活に期待しつつ眠った夜、透明なカードがバラバラに砕け、フードをかぶった謎の人物と対峙する。という奇妙な夢を立て続けに見てしまう。さくらが目を覚ますと夢の中に出てきた新たな封印の鍵を握りしめており、さくらカードは透明なカードに変化し効果を失っていた。それから、夢の内容は変わり、時計の部品が出てきてさくらの新たな封印の鍵を奪おうとする。 さくらがクロウカードの関係者に相談して回る中、小狼だけはイギリスにいるエリオルと連絡を取り合い、何かを決意する。 再び魔法のような不思議な現象に遭遇するが、さくらは新たな杖「夢の杖」を使い、現象をクリアカードという形に「固着(セキュア)」することに成功する。それも何者かに仕組まれていたかのように。 その後、転校生として詩之本秋穂が友枝中学校に編入し、さくら達と友達になる。秋穂はさくら達に執事のユナ・D・海渡を紹介したが、小狼から海渡の存在を聞かされたエリオルは彼の正体に疑念を抱く。 クリアカードの固着を進める中で、クリアカードはさくら自身の強力な魔力により無意識に生み出されたこと、魔力増大を抑えるために小狼がさくらカードをさくらから離したこと、海渡はイギリスの魔術師協会に所属する最強の魔術師だったが『禁断の魔法具』を持ち去った事で1年前に協会を破門になった事などが判明する。その『禁断の魔法具』の正体は秋穂であり、秋穂が連れているウサギのぬいぐるみのモモも実際にはぬいぐるみではなく、秋穂の持つ『時計の国のアリス』こと『時の本』の守護者である封印の獣であった。 海渡はある目的を果たすため、目的の達成に必要なクリアカードをさくらが生み出すべく暗躍していたのだった。
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