ギリシャへの売却
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「イヴァン・ボフーン (小型揚陸艦)」の記事における「ギリシャへの売却」の解説
艦はすぐにギリシャ艦籍に移譲され、艦名もイオニア諸島のイタキ島に因んでL181 イタキ (L181 Ιθάκηイサキ)に改められた。竣工後、イタキはムィコラーイウにおいて搭載する5 基のガスタービンエンジンの再検査を受けた。2月16日には、イタキは自力航行型積載輸送プラットフォームTP-400に格納された。この海上輸送機械によってサラミスまで輸送されたイタキは、ピレウスにて最終調整を受けた。2001年2月17日にはギリシャの軍艦旗を掲げ、3月2日に正式にギリシャ海軍へ編入された。
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ギリシャへの売却
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「ホールリウカ (小型揚陸艦)」の記事における「ギリシャへの売却」の解説
しかし、海軍計画の変更から2000年にはウクライナ海軍を除籍され、ギリシャへ売却された。これに伴い、2000年2月中旬から2001年にかけて近代化改修と修繕作業がモーレ・フェオドーシヤ造船所で実施された。2001年1月12日には進水し、試験ののち3月22日には自力航行型積載輸送プラットフォームTP-400によりアテネまで移送された。これは、艦艇を包み込む形で海上輸送できる浮きドックで、セヴァストーポリのS・オルジョニキーゼ記念・セヴァストーポリ海事工場の所有する機材であった。 正式にギリシャ海軍に編入されたホールリウカは、新たに高速輸送艦ケルキラ(Κέρκυραケルキラ)と命名された。ケルキラは、80年前にウクライナで建造された駆逐艦につけられたことのある名称コルフのギリシャ語名で、イオニア諸島の最北の島に因んだものであった。艦番号は、当初はL142、2001年以降はL182に変更された。ギリシャにとっては最初の旧ソ連艦となるこの型の艦艇に習熟するため、ウクライナ海軍のP・S・ナヒーモウ記念セヴァストーポリ海軍大学の将校がギリシャ海軍の将校の教育を行った。 しかし、艦の状態が満足なものとはならなかったため、ケルキラはギリシャでは実戦配備にはつけられなかった。かわりに、同型艦のイヴァン・ボフーンがL181 イタキとして配備に就いた。ケルキラの艦名は、ロシアのサンクトペテルブルクで建造された別の同型艦に譲られた。 L182 ケルキラのその後については明らかではない。同名の別の艦が就役していることから、このケルキラは放置されたか、解体あるいは予備部品取りに供せられているか、ウクライナへ戻ったかのいずれかと考えられている。但し、購入後に就役が断念されるほど状態の悪かったケルキラがウクライナまで帰り着くことができたのかについては疑わしい。
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