ギテガとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 > ギテガの意味・解説 

ギテガ【Gitega】

読み方:ぎてが

ブルンジ共和国首都同国のほぼ中央位置する古くからの都だったが、ドイツによる植民地時代政庁ブジュンブラに遷された。独立後も同国教育宗教中心としての地位保ち2019年遷都されて再び首都となった人口4.22008)。


ギテガ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/22 08:45 UTC 版)

ギテガ
Gitega

ギテガ(2006年)
位置
ギテガ
ギテガ (ブルンジ)
ギテガ
ギテガ (アフリカ)
座標 : 北緯3度26分 東経29度54分 / 北緯3.433度 東経29.900度 / 3.433; 29.900
行政
ブルンジ
  ギテガ県
 コミューン英語版 ギテガ英語版
 市 ギテガ
地理
面積  
  市域 315.4[1] km2
標高 1,504 m
人口
人口 (2020年現在)
  市域 236,920人
    人口密度   751人/km2
  備考 [2]
その他
等時帯 CAT (UTC+2)

ギテガGitega、旧称キテガ (Kitega))は、ブルンジ首都ギテガ県の県都でもある。同国最大都市であるブジュンブラの東に位置し、ブルンジの国土のほぼ中央に位置する。ブルンジ国立博物館やカトリックのギテガ大司教区が置かれている。人口は約24万人(2020年)。ブジュンブラが同国の経済の首都であることに対して、ギテガは「政治の首都」とされている[3]

歴史

ドイツブルンジ王国を植民地化して政府をタンガニーカ湖畔のブジュンブラに移すまではブルンジの首都であった。1966年クーデターで追放されたブルンジ国王ヌタレ5世1972年にブルンジに帰国した際、ミシェル・ミコンベロ大統領によって軟禁された自宅もギテガにあった[4]

2007年7月ピエール・ンクルンジザ大統領が首都としてブジュンブラよりギテガの方が位置的に優れているとして、ギテガに首都を戻す計画があることを発表した[5]。そして2019年1月16日、議会も承認して遷都が決定した[6]

交通

空港

脚注

  1. ^ BURUNDI: Administrative Division”. Citypopulation.de (2017年7月22日). 2022年11月22日閲覧。
  2. ^ Annuaire Statistique du Burundi 2020 (pdf)”. Institut de Statistiques et d'Etudes Economiques du Burundi. p. 29 (2021年12月). 2022年11月22日閲覧。
  3. ^ Promulgation le 4 février 2019 de la loi – Gitega, Capital du Burundi”. Burundi AGnews (2019年2月5日). 2019年3月30日閲覧。
  4. ^ 片山正人「現代アフリカ・クーデター全史」叢文社 2005年 p277 ISBN 4-7947-0523-9 C3022
  5. ^ “Gitega Soon to Become the Capital of Burundi”, AllAfrica.com, (27 March 2007), http://allafrica.com/stories/200703270775.html 2010年2月15日閲覧。 
  6. ^ Burundi to change its capital cityBBC World News・2019年3月29日観覧

関連項目

外部リンク



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ギテガ」の関連用語

ギテガのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ギテガのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのギテガ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS