ギター&ベース
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/13 04:47 UTC 版)
「ヴォックス (楽器メーカー)」の記事における「ギター&ベース」の解説
ギターやベース本体も製造しており、65年ごろからはイタリアのEKOやクルチアネッリで作られたものが多くなる。それらにはフェイズスイッチやファズスイッチなど面白い機能がある。70年前後には日本製も多く、マツモクやテスコ弦楽器で作られていた。 一番人気なのは、ブライアン・ジョーンズが使用したことで有名なティアドロップギター(マーク6とマーク4(ベース)といったモデルがあり、12弦のものもあった)と呼ばれるモデルである。1998年や、2006年、2008年など何度か復刻されている。 ボディが5角形の西洋棺桶型ギター「ファントム」シリーズも人気で各国でコピーモデルが作られた。日本ではカワイ製が多く、輸出も多くされた。ペトロールズの長岡亮介 は同機種のファンであり、「ファントムⅥ」を所有しているのに加えて、「ファントム」の形をベースにテレキャスターのサウンドが鳴るオリジナルギター「テレファントム」、ストラトキャスターのサウンドが鳴る「ストラトファントム」も所有している。 ホロウボディのバリエーションは多く主にEKOで作られた。VOXのギターは、ごく初心者向けのスチューデントモデルからプロ用までバリエーションが多く、初期にはシャドウズ人気によるストラトキャスターやプレシジョンベースのコピーに近い機種もあり、70年ごろにはギブソンSGやグレッチカントリージェントルマンのコピーも存在した。
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