ギターでのフラジオレット(ハーモニクス)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/07/23 14:27 UTC 版)
「フラジオレット」の記事における「ギターでのフラジオレット(ハーモニクス)」の解説
ギターの場合、フラジオレットではなくハーモニクスとよばれる。 弦長の1/n(nは任意の正整数)の位置にあるフレットに軽く触れた状態で弾弦するとハーモニクス音を出すことができる。例えば弦長の1/2は12フレット(以下f)、1/3は7fと19f、1/4は5fと24fである。 フレット位置が異なってもnが同じ場合(例えば7fと19fや、5fと24f)、倍音は同音高になる。 クラシックギター、アコースティックギターで主に使われるのは5f、7f、12fでの倍音であり、4f、9fでの倍音も比較的よく使われる。エレキギターでは他のギターと比べてフレット数が多いため更にさまざまな位置が使われる。 正しく設計されたギターでは、12fのハーモニクス音と12fを押さえた音は多少音質が違うもののほぼ同音高になる(ギターのフレット位置の良否の目安となる)。
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