ギターなどの「バリトーンスイッチ」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/29 03:50 UTC 版)
「バリトーン」の記事における「ギターなどの「バリトーンスイッチ」」の解説
バリトーンという名称は、B.B.キングが「ルシール (Lucille)」と称したギブソン社のエレクトリック・ギターのシグネチャー・モデル ES-355 に取り付けられた音色を変えるロータリースイッチとしても広く知られている。 最初にバリトーンスイッチが最初に導入されたのは、1959年に発売されたギブソン ES-345 であり、6段階に音色を切り替えられた。6段階のうち「1」ではバリトーン回路を通さずそのままの音が流れるが、「2」では高音域がカットされる形となり、「3」以降はカットされる帯域が下がっていき、「6」では低音域がカットされて、それぞれ異なる音色となる。 ギブソン以外でも、B.C.リッチのギターやベースなどにバリトーンスイッチが付けられていた。 ギターの演奏において、エフェクター類を繋ぐことが一般化して以降も、バリトーンスイッチのあるギターやベースなどのモデルは製造されており、また、改造によって後からバリトーンスイッチを付ける場合もある。
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