ガモウひろし説
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/09 09:22 UTC 版)
公式発表がされてないため噂や臆測の域を脱するものではないが、同じく週刊少年ジャンプに『とっても!ラッキーマン』などのギャグ系作品を連載していた、漫画家のガモウひろしが大場の正体であるとの説が様々な所で挙げられている。 この説が広まるきっかけになったのが、2005年(平成17年)1月に開催された第4回日本オタク大賞での岡田斗司夫の発言である。このイベントで岡田は「大場つぐみはガモウひろしなんだよ」と指摘し、その根拠については後の雑誌インタビューで「当時、僕が連載していた雑誌の編集者から聞いた。複数の経路から裏を取った」と説明している。このイベントに同席していた鶴岡法斎も、ガモウひろしの代表作である『とっても!ラッキーマン』との作風の共通性を挙げ、この説を肯定している。 また、竹熊健太郎も自身のブログでこの件に触れ、複数のルートから同じ話を聞いているが、「『ジャンプ』の公式見解で認めることはないみたいですよ」とコメントを残している。こうした臆測に対し、当時の『週刊少年ジャンプ』副編集長の佐々木尚は「それについては何とも申し上げられません」と述べるにとどまり、肯定も否定もしていない。 この他、インターネット上では 『DEATH NOTE』の第1話に、主人公の夜神月の通う塾として「蒲生(がもう)ゼミナール」が登場すること。 ガモウが過去にミステリー物『僕は少年探偵ダン♪♪』を描いていたこと。 『DEATH NOTE』や『バクマン。』の単行本に掲載された大場のネームがガモウの絵のタッチに酷似していること。 『バクマン。』に登場する漫画家・川口たろうの設定が、ガモウをモデルとしていると思われること。 『バクマン。』1巻表紙にラッキーマンらしきキャラクターが描かれた本が描かれていること。 などがガモウひろし説の根拠として挙げられている。また、『BAKUMAN』のスペルの下部を少し隠すと『RAKIIMAN』に見えることも何か関係があるのではないかと言われている。 大場とガモウの接点として『でたぁーっ わんつーぱんつくん』というガモウひろしの絵本の帯に、大場がコメントを寄せている。
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