カーネーション中間母本農1号【カーネーションチュウカンボホンノウ1ゴウ】(草花類)
※登録写真はありません | 登録番号 | 第7943号 |
登録年月日 | 2000年 3月 30日 | |
農林水産植物の種類 | カーネーション | |
登録品種の名称及びその読み | カーネーション中間母本農1号 よみ:カーネーションチュウカンボホンノウ1ゴウ | |
品種登録の有効期限 | 20 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構 | |
品種登録者の住所 | 茨城県つくば市観音台三丁目1番地1 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 小野崎隆、池田広、山口隆、姫野正己、天野正之 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,「スーパーゴールド」に「Dianthus capitatus」を交配して育成されたものであり,花は鮮赤紫の盛咲で,やや小輪のカーネーション萎ちょう細菌病抵抗性育種素材の品種である。草姿は直立,開花時草丈は中である。茎の長径は細,硬さは剛,折れの難易は難,色は緑,ろう質の有無は中,立茎数及び1茎の側芽及び側枝数は少,側枝の着生位置は主に下部である。葉全体の形は線形,先端部の形は鋭くとがる,葉巻き程度は巻かない,最大葉長は長,葉幅は狭,葉色は緑,ろう質は中である。つぼみの形は倒卵形,大きさは中,花の重ねは八重,上から見た花形は円形,側面から見た花形は盛咲,花径はやや小,花色は鮮赤紫(JHS カラーチャート9207),色彩模様は単一,花弁の波状程度は平,鋸歯の深さ及び数は中,花弁の長さはやや短,幅はやや狭,数はかなり少,ほう葉の形はⅡ型,数は6枚以上,長さは中,がくの形は円柱形,がく筒の色は緑+紫,がくの太さはやや細,長さは中,花の香りは弱である。開花習性は四季咲き,早晩性は極早生である。「スカーレットベル」と比較して,側面から見た花形が盛咲であること,花色が鮮赤紫であること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,カーネーション萎ちょう細菌病抵抗性中間母本の育成を目標に平成3年に野菜・茶業試験場(三重県安芸郡安濃町)において,「スーパーゴールド」に「Dianthus capitatus」を交配し,その実生の中から選抜,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,8年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。なお,出願時の名称は「カーネーション安濃1号」であった。 |
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