カンジとパンバニーシャ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/06 08:59 UTC 版)
スー・サベージ・ランボーらは言葉を教えるプロジェクトを行い、カンジ(英語版)とパンバニーシャ(英語版)という2頭のボノボが英語を理解することを確認した。また、このプロジェクトで以下の事を自ら、または人間に声のみによる指示を受け行った。 薪を集め、マッチで火をつけ、たき火をする たき火でマシュマロを焼く 特殊なキーボードを使い、人間と会話する ルールを正確に理解し、パックマンで遊ぶ パックマンのルールでは、普段はパックマンが敵に触れるとアウトになってしまうのに対し、「パワーエサ」と呼ばれるアイテムを取ってから一定時間の間は敵に触れることでボーナス点を取ることができる。つまり条件によって自分と敵との強弱の立場が逆転する。ボノボはこの複雑なルールを理解し、普段は敵から逃げ、パワーエサを取ってから一定時間敵を追いかけることができる。 スー・サベージ・ランボーのプロジェクトは2000年2月13日にNHKスペシャル『カンジとパンバニーシャ 天才ザルが見せた驚異の記録』で放送され、この番組のビデオも市販された。
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