カンジダCandida albicans
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/19 23:45 UTC 版)
「セプチン」の記事における「カンジダCandida albicans」の解説
カンジダC. albicansのゲノムには出芽酵母の全てのセプチンのホモログがコードされている。Cdc3とCdc12がなければ増殖することはできないが、他のセプチンは形態やキチンの蓄積に影響を与えるものの必須ではない。C. albicansはさまざまな栄養増殖の形態を示し、それによって出現するセプチンの構造が決定される。新たに形成された菌糸の基部ではセプチンのリングが形成される。隔壁形成部位では二重のリングが、先端部ではセプチンキャップが形成される。また、伸びたセプチンフィラメントは球形の厚膜胞子を包む。隔壁形成部位のセプチンの二重リングの成長には極性が存在し、成長端側のリングは解体されるのに対し、基部側のリングは完全なままである。
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