イワヒバリ属
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イワヒバリ属(イワヒバリぞく、Prunella)は、鳥類スズメ目イワヒバリ科 Prunellidae の唯一の属である。
- ^ IOC World Bird List 2.4: Family Links by Frank Gill, David Donsker and the IOC
- ^ “IOC World Bird List Version 3.4 (Weavers, Waxbills to Pipits)” (英語). 国際鳥類学会議(IOC). 2013年9月19日閲覧。
- 1 イワヒバリ属とは
- 2 イワヒバリ属の概要
- 3 外部リンク
カヤクグリ属
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カヤクグリ属(学名:Prunella Vieillot, 1816 )はイワヒバリ科に分類される唯一の属で、以下の種が知られている。ヨーロッパ、サハラより北のアフリカ、南の半島部を除くアジアに分布し、低木林などの山地に生息する。全長13-18 cm、体重18-26 g。地上、低木の中、岩の隙間などにカップ形の巣を作る。3-6個の明るい青緑色から青色の模様がない卵を産む。抱卵期間は11-15日、孵化後12-14日で巣立つ。夏は主に昆虫を食べ、冬に植物の種子や果実を食べる。 イワヒバリ P. collaris (Scopoli, 1769) - 南西、南中央、東ユーラシア大陸と北西アフリカから日本にかけて分布する。 ヒマラヤイワヒバリ P. himalayana (Blyth, 1842) - 中央アジアに分布する。 ムネアカイワヒバリ P. rubeculoides (Moore, F, 1854) - ヒマラヤに分布する。 アカチャイワヒバリ P. strophiata (Blyth, 1843) - ヒマラヤに分布する。 ヤマヒバリ P. montanella (Pallas, 1776) - ユーラシア大陸の北部と東部に分布する。まれに冬鳥として日本に飛来する。 ウスヤマヒバリ P. fulvescens (Severtsov, 1873) - ユーラシア大陸の中南部と東部に分布する。 コーカサルイワヒバリ P. ocularis (Radde, 1884) - ユーラシア大陸の中南部に分布する。 アラビアイワヒバリ P. fagani (Ogilvie-Grant, 1913) - アラビア半島南西部に分布する。 ノドグロイワヒバリ P. atrogularis (von Brandt, JF, 1843) - ユーラシア大陸の南西部と中部に分布する。 シロハライワヒバリ P. koslowi (Severtsov, 1887) - ユーラシア大陸の中南部と東部に分布する。 ヨーロッパカヤクグリ P. rubida (Linnaeus, 1758) - ユーラシア大陸の西部と南西部、アフリカ北西部に分布する。 カヤクグリ P. rubida (Temminck & Schlegel, 1845) - 日本(北海道、本州中部以北、四国、九州)、ロシア(南千島)に分布する。以下の2亜種に分類されることがある。P. rubida rubida - 亜種カヤクグリ、本州と四国で繁殖する。 P. rubida fervida - エゾカヤクグリ、北海道の高山や南千島で繁殖する。 クリイロイワヒバリ P. immaculata (Hodgson, 1845) - ヒマラヤからブータン北部と中国中央部にかけて分布する。
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