カハブ族の創造神話と物語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/09 04:41 UTC 版)
「カハブ族」の記事における「カハブ族の創造神話と物語」の解説
大洪水 天神が空から降り、世界を創造し、子孫が代々つながって生まれた。しかし、洪水災害のせいで、洪水に襲われ、氾濫で世界が水面下に沈み、人類や動物は殆ど消滅されてしまった。ただ天神の後代、姉Savun-Kaisiと弟Vana-Kaisi、お二人だけが避難のため、Tupozuaroryuzとうい山の山頂まで逃げ、生き残ってもらった。六日後、洪水がようやくおさまってから、お二人は山から降り、平野で結婚していて、姉が妊娠して、思わずに肉塊を産んでしまった。ご夫婦は力を尽くして、肉塊を10塊に切り分け、10塊の肉塊はまたそれぞれに人間になってきた。それで、カハブ族がまた子孫を繁殖している。 阿沐 昔々、阿沐(A Buk)という男の子は、三人家庭で両親と一緒に暮らしている。ある日、阿沐は自分が山へ狩猟に行くので、両親と別れ、家を出ていった。しかし、あいにく山で何にも捕獲できなかった。やむを得ず、海のほうに行って、魚でも捕ろうかと思っている。 砂浜で一匹土の中に産卵中の海ガメを見つけ、卵を取って、親孝行するつもりだが、油断し、手が海ガメの尻尾の下に排卵する口に挟まれ、手をお腹に吸い込んでしまった。びっくりした海ガメは海に逃げ、阿沐も無理やりに海ガメに連れ、海に落ちった。 どれだけ時間が経ったか?分からない。阿沐が目が覚め、自分が知らぬ島にいて、周りに一人もいない。困っていながら、歩いて歩いて、火が消えていない焚き火を発見し、この島に必ず他の人がいると分かって、やっぱり村を発見して、島民と一緒に生活していた。海ガメが上陸したところは台北の淡水だそうで、あの島は台湾だった。
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