カハブ族とパゼッヘ族の関係
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/09 04:41 UTC 版)
「カハブ族」の記事における「カハブ族とパゼッヘ族の関係」の解説
かつては、研究者により、パゼッヘ族の1支族とされていたが、現在は独自の民族として主張して活動している。カハブ族は自らの創造神話や満清政権に対して立場が異なることや言葉や民族アイデンティティなど、確かにパゼッヘ族のと違っているから、パゼッヘ族に含められている観点を否定しそうである。 カハブ語とパゼッヘ語の違い: 例 カハブ語 パゼッヘ語 お米 pinaxuan lasu 落花生 baunay tautau 笠 tabako daugar パゼッヘ語最後の母語話者と言われた潘金玉について、大湳出身、カハブ族の母語復興運動者、Bauke Dai'i(台湾華語の名前:潘正浩)が実地で詳細に取材し、調査した結果によると、潘金玉は確かにパゼッヘ族だが、幼い頃殆ど台湾語を話し、その後養子縁組で、カハブ族の家庭で成長していた。なので、日本の人類学学者、土田滋と台湾の言語学学者、李壬癸が潘金玉に訪ね、調査と記録をしに行き、発表された潘金玉から話してもらったパゼッヘ語の資料は、かなりカハブ語に影響も与えたはずだ。Bauke Dai'iはなぜ現在まだ残っているパゼッヘ語はカハブ語とこんなに相似なのか?この結論で合理的に推量しそうである。
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