カハブ族の信仰
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/09 04:41 UTC 版)
キリスト教が入ってきた前、カハブ族は自然崇拝と祖先崇拝だった。 カハブ族の神様 apu Dadawan/番太祖 apuとは、カハブ語で年配の者を指す語。apu Dadawan/番太祖はすべてを統べる男性の主宰神である。魔法が上手くて、右に出る者はいない。病または黒呪術があれば、apu Dadawanに無病息災に願って、治して、助けてもらえそうである。でも悪い人だったら、いくら願って、祀っても、無駄だ。apu Dadawanと奥さんAduauは、子供がいなくて、ある日、Damuliという男の子と出会って、可愛いと思って、養子になってほしくて、数日後、Damuliは屋根の下で水を遊んでいる時、突然、落雷したとたんに、Damuliが消えてしまって、養子としてapu Dadawanと一緒に天上に行った。Damuliがとっても賢いので、apu Dadawanから魔法や呪術を教えてくれ、Damuliもapu Dadawanのように、困っている人を助け、救っている。 蜈蚣崙(南投県埔里鎮蜈蚣里)にapu Dadawan/番太祖のお廟がある。 Pilialai apu (Vana Kaisi iu Savun Kaisi)始祖の神 apu Kaiteh 火の神 apu Mas 水の神 apu Maikadamul 露の神
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